諏訪中央病院の鎌田實医師が提言している「良医の10か条」

@患者の話をよく聞く。
A患者にわかりやすく説明する。
B薬に頼らず、生活上の注意をする。
C必要があれば専門医を紹介する。
D患者の家族の気持ちまで考える。
E地域の医療・福祉を熟知している。
F医療の限界を知っている。
G患者の悲しみ、辛らさを理解している。
H他の医者の意見を聞きたいという患者の希望に応える。
I患者に真実をシヨックのないように伝え、希望を与える。

私の調節衰弱(仮性近視)についての考え方

 近視を治す方法として、様々な視力回復訓練法が提唱されています。    視力回復センターに毎日通って、1回に20−30分訓練しても、他の時間を勉 強、テレビ、まんが、ゲーム等に使っていれば、効果が出るはずがないのです。高価な訓練器具を買って、1回10分くらい使っても、他の時間に近くばかり見て過ごしていれば、効果が出るはずがないのです.。

 テレビのワールドレコードという番組で視力の世界一を競っていましたが、参加者はアフリカ(ケニア)のサバンナ、モンゴルの草原に住む人たちで、4.0 の視力がありました。つまり、遮る物がない、見通しの良い土地に住んでいる人たちです。他方、先進国の都会に住む人々は一日中近方を見続けることはあっても、遠方を見続けることはほとんどありません。
  情報の8割が目から入ってくるといわれる現代の都会に生きていて、近視はまさに現代に適合した眼なのです。その近視を矯正する方法は@、メガネ・コンタクトレンズ A、手術 B、遠方視の3法がありますが、近視を直す(元通りにする)方法は遠方視訓練だけです。 

遠方視を続ける方法@遠くの風景の絵を描くことです少なくとも1時間以上風景を見て、キヤンパスを見て、風景を見て、キヤンパスを見て、これを繰り返すことです。つまり遠方視・近方視訓練を無意識にしかも長時間続ける方法はこれしかないのです.。毎日1時間風景の絵を描く。時間がなければ、1週間に1回3時間以上かけて絵を描くのです。え!そんな時間はもったいないですって!!とんでもない。テレビを見ながら親子の会話が充分できていますか?一緒に絵を描いている時間は雑音もなく、邪念もなく、平静な気持ちで会話ができるのです。絵を描きながら親子のコミュニケイションができ、知らず知らずのうちに視力が回復しているのです。根気のいる方法ですが、同時に親子の絆が強まるのですからする価値があります.。
遠方視を続ける方法A見通しの良い道や、川の土手を毎日1時間以上散歩することです。一人で下を見て歩いても効果がないので、お父さんやお母さんも一諸に、遠くの目標物を示しながら歩きましょう。歩くことは、健康のために良く、目のために良く、何よりも親子のコミュニケーションにとって最高の環境条件なのです。「話があるから一寸歩いてこよう!」といって誘うと、子供は身構えてしまいますが、「視力回復のために、毎日1時間は散歩しよう。お父さんも運動不足解消のために一緒に歩くよ!」といえば、気楽に始められるでしょう。家の中でテレビ、パソコン、ゲーム、携帯電話、まんがに囲まれて、静かに話し合う環境を作ろうとしても不可能です。窓から遠くを見つめても、5分間も続けばよいほうです。歩きながら、変化する景色でなければ、1時間以上見続けるのは無理なのです。子供が小さい頃から、このような散歩の習慣を作っておけば、親子の断絶の危機はかなり回避できると思います。
  
  
    糖尿病について


成人の失明原因の第1位が糖尿病であるように、糖尿病が進行すると眼底に病変を生じます。糖尿病の患者さんは薬物療法、食事療法、運動療法等の治療をうけますが、完治するのは難しいようです。

この病気は遺伝性の強いものもありますが、多くは生活習慣病だと思います。
薬物は血中濃度が一定の時間は血糖をコントロールできても、薬効がなくれば元に戻ってしまいますから、ずうっと薬をのみ続けるので完治することは無いのです。
食事療法は食べる物の種類と量が制限されるので、辛い空腹感に耐えなければなりません。運動療法は十分食べずに行うので、これも辛いことです。 しかも、がんばって運動した後はお腹がすくので、さらに、空腹に耐えなければなりせん。
  従って、糖尿病を治す方法は、『少 食』これに尽きるのです。少食をマスターすれば、血糖は下がります。少食でも空腹感を感じなくなれば、運動をするのも楽になります。
  ここで皆さんは、「少食で腹がすかないなんて芸当ができたら苦労しないよ」とおっしゃるでしょう。ところが、それができる方法がたったひとつある。       それは以下に述べるような食事をすることです。
      @、料理を食卓に並べてその前に座ったら、「今から少なくとも30分以上は一切の用事はしません。」と宣言します。料理の量はいくらでも並べてよいのです。どうせ、満腹になって食べられなくなるのですから。
      A、食べる前に、静かに瞑想し呼吸を整えるのです。そして『これから私は糖尿病の治療を始めます。落ち着いて、焦らず、静かに食べます。』と自分に言い聞かせます。
      B、一口、口に入れたら静かに三十回以上噛みます。柔らかくて直ぐ飲み込めそうなものでも、飲み込んではいけません。水溶性のものであっても、とにかく三十回以上噛むまでは飲み込んではいけないのです。その理由は、「噛むこと」の目的は、「食べ物を砕くこと」より「唾液をたくさんだすこと」にあるからです。                         
  このような食べ方をすると@よく噛み、よく唾液を出すことが満腹中枢を刺激する。A唾液でドロドロに溶けたものが少しずつ入るので胃が拡張しないのです。したがって、少食で満腹感を得られるのです。大食いした翌日すごくお腹がすくのは、大食いによって胃が拡張した為です。「胃を拡張させない食べ方」を常に意識しながら食べる事が大切です。高野山の修業僧が小食にもかかわらず、超人的な修業を続けられるのは、このような食事法をしているからなのです
  

  唾液にはたんぱく質を分解するアミラーゼ、抗菌作用のヒスタチン、免疫作用のIgA抗体、抗炎症作用のリゾチーム、歯を石灰化するステアリン、保護膜をつくるムチンなどの有用な物質が沢山含まれています。
  ガムをかんで唾液をだしていると空腹感は和らぎますからダイエット効果があります。また、現代人は硬いものを食べなくなったので、あごの骨・ 筋肉が弱くなっています。ガムをかんであごを鍛え、歯茎の炎症や虫歯を予防しましょう。ただし日本では、人前でガムを噛むのは行儀が悪いといわれますので、気をつけて噛みましょう。
  以上が糖尿病を薬に頼らず、お金をかけず、苦しまず、確実に治す方法です。一ヶ月実行したあとで、血糖値の検査に行きましょう。医者はその結果に驚くと供に、医者の出番が無いことを歎くでしょう。生活習慣病はまず第一に生活習慣を正すことから始めるべきなのです。医者は、医者の出番の無い方法は決して言いません。                                                                           
  この食べ方をマスターすると、糖尿病が治るだけでなく、高血圧、高脂血症、高コレステロール血症等の生活習慣病も改善するでしょう。戦争以前の食料不足の時代に生活習慣病は無かった事を忘れてはなりません。

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